パソコン活用研究ラピュタへの道(アセンブラ、DOS、Windows、旧型PCの活用研究)
パソコントラブル&格闘編 その5 (CPU使用率100%)
2008/8/1
SONYのVAIOなんだけれども、子ども専用に使わせているため、Webフィルタリングソフト
のNet Nannyをインストールしたところ、ものすごくPCの動作が重い。
task managerでみると、CPU使用率が100%にはりついたまま。
どのプロセスがCPUを食っているのか、チェックすると、VCSW.exe、exploer.exeの2つが犯人だ。
Net NannyとVCSW.exeが競合を起こしている可能性が高そうなので、Net Nannyをアンインストール
してみたら案の定、VCSW.exeはおとなしくなった。
Net Nannyを止めるわけにはいかないので、VCSW.exeが何者か調べてみた。
VCSW.exeというやつは、どうやらVAIO Entertainment UPnP Client Adapter というサービスで、SONY独自
の機能のDoVaioのサービスを提供している。VAIO Entertainment UPnP Client Adapterというサービスは、
VAIO Entertainment Database Serviceにより自動起動されるサービスのようだ。
とりあえず、VAIO Entertainment Database Serviceを停止して、VCSW.exeも停止させた。
これで、まあサクサク動くようにはなったが、explorer.exeがなお常時CPU使用率50%にはりついている。
いろいろ調べていたら、MicroSoftのページにWindows XPにおけるexplorer.exeのバグというページが
あり、以下の記述があったので、このとおりやってみたが、まったく変化なし。この問題とは無関係の
ようだ。
(以下、抜粋)
この問題は、フォルダの作業形式が「フォルダに共通の作業を表示する」に設定されており、かつ視覚効果の「メニューをフェードまたはスライドして表示する」が有効になっている場合に発生する。ちなみに、Windows XPはデフォルトでこの両方の設定がオンになっている。 両方の設定がオンになっている場合、選択したファイル/フォルダの種類に合わせてエクスプローラのタスクペインの項目がアニメーション表示で切り替わるが、そのアニメーションの実行中にファイル/フォルダを右クリックしてショートカットメニューを開いてしまうと、ショートカットメニューを閉じるまでアニメーション処理が終了しなくなるという。その結果、Explorer.exeがCPUリソースを独占し、CPU使用率が100%近くまで上昇する。 問題を回避するには、ファイル/フォルダを直接右クリックせずに、いったんファイル/フォルダをクリックして選択状態にしてから右クリックすればよい。また、問題発生の要因になっている設定のいずれかをオフにすることで、問題を回避することも可能だ。各設定をオフにするには、次の手順を実行する。
○「フォルダに共通の作業を表示する」をオフにする |
念のため、セーフモードでTask Managerを調べてみたら、セーフモードでは問題ない。(セーフモード)
explorer.exeはエクスプローラーだけでなく、デスクトップアイコンやタスクバー、スタートメニューの表示
などの機能も背負っているので、こいつをプロセスの終了で終わらせるわけにはいかない。
(explorer.exeもうざいのでプロセス終了して、必要になったら、新しいタスクの実行に[explorer]と入れて
たちあげている、という荒業を繰り出す人もいるようだが)
とりあえず、セーフモードで起動し、通常モードで動いているプロセスを1個づつ追加していったら
原因がわかるかもしれない。
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